先日、E-bikeというものに初めて乗ってきました。
修善寺駅からすぐのthe crack baseさんで借りましたぁ!
E-bikeってなに?
E-bikeとは電動付き自転車のことです。
伊豆はサイクリストたちの聖地ということで、やたら峠が多いのですが、その峠がサイクリストたちにはたまらないようです。
正直、体力のない私には全くの他人事でしか思わず、よく松崎へ向かう船原峠を通るときにサイクリストを見ると…
「おー、がんばれ、がんばれ(´∀`)」
と全く他人事でしか思わず、自分には関係ない事だと思っていました。
もともとサイクリストの奥さんが一緒に走れるように開発された!
なぜこんな話をし出したのかというと、E-bikeは峠越えをするプロのサイクリストたちの、一般人の奥さんが一緒に走れるようにということで作られたそうです。
という理由で、E-bikeに乗れば普通の人でも峠越えは楽だよという理論に辿り着きますが、
あ、あのー、体力ないのですが…あ、あのーっ、
いやいやいや、私の体力のなさ、なめんなよ。
という感想しかなく、なぜか私は見た目で運動ができそうと思われてしまうのですが、小学校のスポーツテストはずっと級外で、逆上がりなんてできた試しはなく、体育用具の準備を積極的にすることで先生にアピールして、体育の通信簿はなんとか平均以上を保てたもので……
the crank baseの木村さん曰く、「E-bikeなら女性でもだるま山も行けるよ^ ^」
と言われ、
いやいやいやいやいやいやっ笑
どうせそういう人はスポーツテストで1級取ったとか、部活で県大会行ったとか、もともと運動ができた人だろ?
まじ、級外ナメんなよ!!!!
と級外の誇りを全面に押し出し、まぁ何はともあれ、E-bikeに試乗。
いざ試乗!
今回ここを行こうかなー…というコースを自分なりに考えていたので、まずは修善寺温泉方面に向かいます。
修善寺駅から温泉街までなだらかーな登り坂が続きます。
以前ここをママチャリで登ったことがありますが、
二度とやるもんか(´;Д;`)
と思ったほどしんどかったです。
E-bikeはロケットでも付いているんじゃないかなぁ…
ところがどっこい。
気が付くと「あれ…あれあれあれ…」なんとスルスルと登れてしまいます。
E-bike、漕ぐと自転車にロケットでも積んであるんじゃないかと疑うぐらい爆発します。とにかく発進がすごいです。軽くひと漕ぎするだけで自転車がびっくりする距離進みます。
まぁーーーー、とにかく楽です。
あっという間にスピードが出ます。
こりゃあ、ヘルメットしなきゃダメだわ…
E-bikeに乗るときはヘルメットをするように言われました。
「えぇーーーー、ヘアーのスタイルが崩れるぅーーー´ω`」
と思っていましたが、これはスピードがすごい出るので、もしもの事があったら本当に危険だと思ったので、ヘルメット大事だなと思いました。
まぁ、そのぐらい楽にスピードが出ます。
E-bikeで行ったところ
伊豆のジオの聖地ジオリア
で、気が付いたら、伊豆のジオのメッカと勝手にひとりで呼んでいるジオリア到着。
わお!あっという間。
伊豆をブラブラしていると「伊豆半島は世界ジオパークに認定されました」という看板をたくさん見ることがありますが、「それってなに?」と思った方はたくさんいるかと思います。
その答えがここジオリアです。
いつも車で行った場所なのに、自転車で来たのがとても不思議な気持ちです。
真剣にどっちが大室山か考え、当たったことに大喜びしてしまう大きなお姉さん。
修禅寺
さらに修善寺温泉街へ行きます。
なんと修禅寺に自転車で来てしまいました!
本当にE-bikeすごいと思いました。
楽に漕げるので、景色を見る余裕があります。いつもほとんど見慣れていた景色が、なんだかゆっくり流れ、とても新鮮でした。
だるま山(マジです)
ここで私は前もって考えていたルートは平坦な道が多く、なんだかつまらない気がしてきました。
ハッ、そういえば木村さんが女性でもだるま山に行けるって言ってたなぁ……。
これなら本当に行ける気がしたので、ものは試しと急遽行き先を変更してだるま山を目指します。
夢ですか?
写真ではうまく伝わらないかもしれませんが、結構な登り坂です。
こんな登り坂をE-bikeとは言え、自転車で登っているのが信じられず、夢のようです。こんな時代が来るなんて…!
寄り道も自由自在♬
振り返るとこんな坂を登ってきたことに驚きます。
道の途中に石碑を発見します。
車だったら停めて、これがなんだか見に行くことはできませんが、自転車ならばサクッとはじに停めてそれを見ることができます。
(実は伊豆には遍路巡りが88ヶ所あり、その中のひとつでした)
伊豆の穴場スポットを見つけるのに自転車は最適ですね。
(ちなみ遍路はもう1ヶ所見つけました)
薬師如来とは病気、特に眼病を治してくれる仏様のことですが、こんな山道の中にたどり着けるなら、病気が治っているんじゃ…と思わず思ってしまいました。笑
そんな寄り道しつつ、虹の郷に。
ここまで楽々でした♬
ギアとパワーをイジればなんとかなるぅ!
と言いつつ、E-bikeは一番パワーを使うモードに。
そしていつもの自転車同様、ギアもあるので2とか3にしてとにかく漕ぎやすいようにいじります。
ママチャリライダーが気をつけること
これはママチャリしか普段乗らない方向けですが、
ママチャリから降りるときは足を前に回しますが、こういう形の自転車は降りるときに足を後ろに回して降ります。
分かってはいても、クセというものは恐ろしいもので、何度も脚を前に回して降りそうになり「おっと、危ない、危ない」と何度も思ってしまいました。笑
到着!感動がすごいっ…!
そして…
おーーーーーー、富士山!
本当に自転車でここまで来たことにみなさん信用してくれないのでは?と思ったので、証拠写真と思い、自転車と一緒にやたらと写真を撮ります。笑
自分の愛車と撮っているかのような構図ですが、思いっきりレンタルっていう…笑
伊豆国際カントリー倶楽部も通過。
女性ひとり初めてだと少し不安に感じる道かもしれませんが、この道が大地元の私は「おなごひとりでここを自転車で走る日が来るなんて…!」と仕切りに感動しっぱなしでした。
そして、キャンプ場の看板が見えてきました。
とうちゃーーーーーく!
(やっぱり自分の愛車のように写真を撮ります)
【伊豆クイズ】…地元の人は簡単⁉︎
— まゆ|伊豆の名物ガイド🍥 (@mayu_egawatei) 2022年10月3日
どこから見た富士山でしょうか?
ヒント
車でしか行けない場所だと思っていたのに、E-bikeで行けた‼︎E-bikeスゴい‼︎ pic.twitter.com/ZjbTP6FH5T
ちなみに危うく戸田に行くところでしたw
だるま山は車でしか来たことがないし、車で行く場所だと思っていたので、自転車で行けた事に感無量です!
充電40%で情緒不安定になるタイプ
帰りは下り坂です。
実はこの時にバッテリー残量が45%ぐらいで、これがスマホだったらあせってしまう数字なので山の中でなくなったらどうしようなんて思っていましたが、
木村さん曰く、
「下り坂になると充電するから…」
と言われたのは覚えていますがなんでそんな事ができるのかピンと来なかったのと、充電されたとしてもどのぐらい充電されるのか未知だったので、とにかく焦っていたら……
あ、あれ、ぐんぐんと充電されていきます。
結局70%ぐらいまで充電されました。
やまびこで蕎麦を食べた
で、お腹が空いたので、私はここの山菜の天ぷらを食べて山菜が好きになったでおなじみの、虹の郷ちかくの「やまびこ」さんへ。
テラス席で頂くお蕎麦は美味しかったです!
大門橋手前(伊豆の国市)
修善寺温泉街に戻ってきましたが、まだ返却時間まで余裕があったので行けるところまで行こうと、そこからなんと伊豆の国市の大門橋まで行きました!
地元の人にこそ乗ってほしいE-bike!
初めてのE-bike、これは一度乗ったことがある人にしか感じないかもしれませんが、体力に自信がない私でも本当に乗り心地が良く、峠まで(だるま山)まで行ったことに本当にびっくりしました。
また車だとあっという間に過ぎてしまう景色をのんびり見ることが出来、当たり前の景色を再発見できたと思います。
だからこそ、実は地元の人もE-bikeに乗って、地元再発見をできるのではないかと思いました。
E-bike使ってガイドしたい!
で、今回E-bikeをお借りしたのですが、実はもうひとつの目的があります。
E-bikeでとあるガイドツアーを考えています!
E-bikeでしか行けない場所、たくさんあります。それでもっともっと伊豆の再発見をできたらな、なんて考えています。
それでは発表になるまで、みなさん、しばしお待ち下さい。
個人のお客様向けにガイドしています!詳しくはこちら。